室内でペットと暮らしていると避けて通れないのが被毛の問題(毛の生えているペットが対象です)。被毛の汚れとしての性質はホコリとよく似ています。風や衝撃によって空気中に飛散しやすいが、若干の間空気中に浮遊したあとは、徐々に沈降して建材や家具などの上に付着します。したがって、各エリアのお掃除をする場所をチェックするときは上から順番に見ていくとよいでしょう。もうひとつの問題は消臭。しっかり掃除をすることが消臭につながります。特に重要になってくるのは換気をよくすることです。換気扇や給気口、エアコンや空気清浄機など空気の通り道をこまめに掃除をすることで、室内の空気が新鮮できれいになります。
チェック ポイント
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家具の上
床の掃除をする前に家具の上のホコリや抜け毛を掃除しておきましょう。家電の隙間などは見落としがちです。
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高い位置にある建材
カーテンレールや電気のカバーの上など、高い位置にある汚れから掃除をしていきます。意外にもこんな所まで被毛やホコリはたまります。
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障子の枠
和室などにある障子の枠もチェックしてみましょう。細かい上にここも意外と汚れがたまります。
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家具の隙間
壁とソファーの間などもホコリや抜け毛の溜りやすい場所です。あらかじめ壁からソファーを放したりして掃除機のノズルが入るようにしたり、部屋の中の家具を少なくするなどの工夫も掃除をしやすくします 。
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ケージまわり
ペットが一番よくいる場所なので、それだけ抜け毛や臭いもたまります。常に衛生的にしてあげることがペットの健康につながります。
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窓・サッシ
溝になっているため抜け毛がたまりやすい部分。掃除機で吸い取りながらペンキのハケでかき出しましょう。汚れが取れないようなら、割り箸に雑巾を巻いて拭き取ります。
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床
最終的に汚れや抜け毛がたまる場所です。床材に合わせた掃除方法があるので、まずはそれをマスターしましょう。
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ハバキ
巾木(はばき)とは、壁と床の間にある板のこと。一番見落としやすく、ほこりが付着しやすい部分です。掃除機のノズルをブラシ付に取り替えて掃除をします。
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お風呂場
湿度が高く、臭いがこもりやすい場所。ペットをお風呂に入れたときや、日常的にもお風呂の後にすばやく掃除をしておけば、カビも臭いも軽減できます。ポイントは水をよくきって湿度を下げることです。
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玄関・廊下
お客さんが来たときに、まずニオイを感じる場所。特に注意をして掃除&消臭を。第一印象は大切です!
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その他
ペットの種類や飼育頭数などにより、汚れ方や汚れる場所に変化があります。
居住環境は、各家庭により異なるため、汚れやすい場所は把握しておくと良いでしょう。
- ペットと一緒に暮らしている方で作業を依頼される場合は注文のさいにお伝えください。(エコ洗剤を使用し、一部の 作業などが変更されます)また、ペットによる床や壁や柱の引っかき傷などの損傷をリフォームいたします。 詳しくは「 ペットでリフォーム事例 ・ リフォーム or クリーニング 」にて